緊縛の罠 

どちらかといえば?女性向け 官能小説 

罠に落ち60歳近い年上の老人のオモチャ少女

訪問

夫は沙耶に昨日の下着をつけているかどうかチェックし「行くぞ」と一言。

おとなしくハイヤーに乗り込む沙耶。

ついて驚いた。

たくさんの車。今日は宴会だったのか・・

夫に続き沙耶は広間に案内された。

既に先についた者から酒席が始まっている。

「今日は特別な趣向だとか?」

「いやあ、楽しみですなあ」

会話に不安を感じる。

そこへ夫が声をかけた。

「沙耶 着物を脱いでこちらの方の指示に従うように」

え?

この20数人は集まっているここで着物を脱ぐ!?

「早くしろ」と夫。

「失礼します」

ボーイのお仕着せの男が二人、沙耶にさっと寄った。

あっという間に例の下着姿にされる。

「おおーー!!」

赤ら顔の男たちが喜んだ。

そういえばここには女性は沙耶しかいない。

「その下着もセクシーだが、裸が見たいね」

「そうですな」

沙耶をまったく無視した会話

「〇〇さんご自慢の奥方ですからなあ」

沙耶はすぐに下着も取られた。

そのうえ、戦慄したのは・・

ボーイたちが沙耶のピアスにひもを縛っていることだ。

両手首を縛られ、酒席の真ん中の天井のフックへ吊るされる・・

かろうじて足に指が床についている程度だ。

(イヤ イヤ イヤ 助けて 島津先生・・)

(何故、島津の名前が出てきたのかはわからない)

紐の先には「右乳首」「左乳首」とどこの紐かわかるよう札がついている。

5本の紐を各男たちが1本づつもっている。

(怖い・・おびえている様子が余計に嗜虐心を煽るとも知らずに)

沙耶は今日、酒席のオモチャとして連れてこられたことを悟った。

「始めるぞ」

一斉に男たちがあちこちの方向から紐をひっぱった。

乳首をひっぱられれば、そちらによろけ クリストスをひっぱられれば鳴くしかない

あぁぁあぁーーーーーっ!

ひぃぃぃーーーっ

痛い痛い痛いぃぃーー

紐を持つ男たちは次々と交代して笑いあった

「おどってるぞ」

「いいぞ もっと踊れー」

沙耶は屈辱に泣いた

最後は意識を失ったようだ

気づくと自室のベッドに寝かされていた・・

生活の変化

ピアス事件以来、また会話のなかった沙耶夫婦だが、夕食後いきなり夫から声をかけられた。

「沙耶、明日は〇〇代議士の夕食に呼ばれているから、お前も一緒にくるように」

「かしこまりました」

政治家の妻として夫婦同伴の招待は珍しいことではない。

「それから今日は部屋へ来なさい あれからピアスもみてないことだしね」

「は、はい・・」

沙耶はおびえた。

嫌悪感がはしる。あれ以来、夫とは二度と嫌だと思っていたのだ・・

が、沙耶に断る権利はない

いつものように沙耶は夫の部屋を訪問した。

夫はナイトキャップをたしなんでいたようだ。

「脱ぎなさい 沙耶」

言われて、従う(沙耶のなかに初めて反抗心が芽生えた どうして 私が?)

夫はじろじろと沙耶を見た。

「美しいな・・特にピアスが・・ベッドに横になって足を開け 良く見えるようにな」

沙耶は、うつむきながら従った。

夫が丹念に乳首 ラビア クリストスのピアスをチェックしている

「いいぞ 立て」

言われて今度は立ち上がる。

(私は・・? 沙耶のなかでうずく葛藤)

夫は数種類の下着を用意していた。

「順番に来てみろ」

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「黒がいいな 明日はその下着を着ていけ」

沙耶は一瞬、押し黙った。

夫が自分より上の大臣に・・「妻を差し出す」可能性は結婚時に言われていた。

これはそういう意味にしか取れない・・

(私は・・?)

呆然とした沙耶はそのまま、夫の欲望を黙って受け止め「下がれ」という言葉とともに自室へ戻った

 

 

帰宅

沙耶の1週間の留守は話題に上がらず、相変わらずの日々が続いている。

沙耶のアトリエ通いも続いていた。

が、島津は今までと態度を変え「赤の女」を本格的に描きだすと言い出した。

契約期間は2か月。

最初の一か月で沙耶にエロスを仕込み、残り一か月で、実際に作画に入るという計画は

初めから聞いていた。

その丁度一か月がたったのである。

沙耶は島津が練りに練ったポーズで、赤い着物を着せ掛けられ後ろ手に縛られ乳首クリップからは重りという姿を毎日続けていた。

ただ、乳首の重りは軽くしてある。

島津の指示は「動かずに」の一点のみ。

最初の激動の一か月に比べると、驚くほど静かな時間だ。

決められたポーズで動かずにいるのは・・

あの今では夢のような出来事・・輪姦や数々の屈辱的行為に比べると

なんてことのないようだが、かえって苦しかった。

が、沙耶は耐え続ける。

そして沙耶に浮かぶ苦悶の表情を島津が描きとっていく。

沙耶は時々、耐えきれず心がさまよい出ることがあった。

何故、島津の写真集に惹かれたのか?

何故、島津のモデルに応募したのか?

何故、島津の理不尽をすべて受け入れ従順に従っているのか?

・・

私は・・最初から島津に惹かれていたのだ。

写真集を見て、この絵を描いた本人に会いたいと思い

会い、そして惹かれた・・

それが真実・・

沙耶は契約期間が終わり島津に会えなくなったら?

そのことを考え始めていた・・

島津は絵を一切、見せない

どこまで仕上がっているのかもわからない・・

だが、彼のことだから一か月と決めたら一か月で描くのだろう・・

休暇の終わり

1週間の入院 建前はそうなっている。

その間、沙耶は島津のアトリエのベッドで過ごし、島津にこんな面があったのか・・という介護を受けていた。

が、何事も終わりは来る。

沙耶が、ピアスをつけられてここへ来てからちょうど4日後、島津が沙耶に向って少し真剣な口調で言った。

「沙耶、ここで寝ていられるのはあと3日だ。わかっているね?」

「ええ」おとなしく答える沙耶。

今回の出来事は、沙耶の精神状態まで少し壊してしまったのかもしれない。

「沙耶 辛いだろうが、家に戻るときにはピアスをしていなければいけない」

苦しそうに島津が語りかける。

島津は5つのピアスを沙耶に見せた。ダイヤモンドとプラチナ。普通の女が手に入れられない高級品だ。

「リフォームに出して、少し小さく細くしてある。慣れたら歩くのもさほど痛むことはないだろう」

・・無言の沙耶

島津は沙耶を抱き上げてソファに座らせた。

ガウンも脱がせる。

「沙耶 乳首からいくよ」

麻酔スプレーをし消毒したうえで、細い針でまず貫通させる。

ウゥ・・

そんな沙耶を見ながら、次にピアスを通し左も同じように。

「ラビアだ、足を広げて」

島津がかかんで沙耶の秘所をクンニした。

「感じておいたほうが、楽だからね・・」

島津がそのような行為をするのは初めてのことだ。

乳首と同じ手順で、ピアスを取り付ける。

沙耶の眼から一筋の涙・・

島津は戸惑ったようだが

クリトリスだ 強めに麻酔しておこう」

そして、沙耶は5つのピアスを体につけた女となった。

「今は動かないほうが良い。さあ、飲んで」

抗生物質などの薬を沙耶に飲ませる。

「家に帰るまでここで、寝ていなさい。

落ち着いたら楽になるから・・」

島津は沙耶にガウンを着せ、ベッドに運んだ。

「沙耶・・」

島津が何を言うつもりだったのかはわからない・・

残りの時間を沙耶は寝て過ごした。

かいがいしく島津が沙耶の世話をする日が続いた。

(ちくしょう!!)

島津の怒りに気づいているものはいない。

 

 

 

 

島津の部屋

沙耶が目を覚ました時、島津がそばの椅子に座って沙耶を見ていた。

もう、点滴は外されている。

「まだ、痛む?」島津の優しい声。

「そんなには・・」沙耶は答えた。

「沙耶が眠っている間に、友人の医師に往診を頼んだ。化膿したりはしないそうだ。」

沙耶の意識はまだ、少し眠りと覚醒の間をさまよっている。

「この部屋にはバスルームがついているから、トイレと風呂を使いたいときは自由に使いなさい。それから・・何が好きかわからなったのでね、ただ、食欲はないだろうができるだけ食べる努力をしたほうが良い。とりあえず、プリンと野菜ジュースと簡単なものを買ってきた。冷蔵庫に入れてあるからね。もう少し元気がでたら、もう少しお腹にたまるものを食べたほうが良いだろう。それと、これは医師が置いていった抗生物質

今日、明日は飲んだほうが良いそうだ。食後に1錠づつ。1日3回。錠剤は大丈夫?」

「ええ」

答えながら沙耶は夢のような気がしていた。

今、話しているのは本当に島津なのだろうか?

声は同じだけれど・・

「僕も沙耶にはひどいことをしているから言えた義理ではないがね、プロと素人ではまったく違うんだ。僕は沙耶に痛みを与えたが沙耶の体に傷を残すようなやり方はしていない・・沙耶にとっては同じ事かもしれないが・・」

島津が買い物 なんて似つかわしくない・・

子守歌のように島津の声を聞きながら沙耶は思った。

「とりあえず、今、のどはかわいてない? してほしいことは?」

無言の沙耶に、島津は黙ってジュースをグラスに入れストローをさして持ってきた。

「少しでも飲めるかな?」

言って沙耶の体を少しささえ後ろにクッションをあてがった。

沙耶は、介護されるようにストローに口をつけた。

少し飲んで、疲れたように口をはなす。

(これがせいいっぱいという状態のようだな・・ったく・・できることなら沙耶の夫は始末してしまいたいもんだ・・)

「さあ、横になりなさい。動物はね暗いところで傷を治すのが一番なんだよ」

言いながら、島津はまたしばらく眠りに入る沙耶を見ていた。

 

 

 

 

 

 

ピアス

沙耶は、倒れこむようにアトリエについた。

痛みで気が遠くなりそうだ。

まともに歩くのさえ、大変だったのだから。

島津はすぐ沙耶の様子に気づいた。

「沙耶?」

「とにかくソファに座りなさい」

珍しく、いつものからかうような口調ではない。

「何があった?」

聞きながら沙耶の服を脱がせる。

全部、脱がせて裸体にさせ、苦い顔をして言った。「これか・・」

「ダイヤモンドのピアス・・似合ってはいるが・・」

口調は苦々し気だ。

「素人はこれだから・・」

島津は奥へ行き、ホテルのローブのようなものを持ってきた。

厚地でやわらかそうなそれを沙耶にはおらせ、

「今日、よくここまでこれたね。

これでは・・休んでも責めなかったのに・・

歩くのも辛いだろう・・」

初めて島津から優しい言葉を聞いた気がする・・

沙耶が、それでも痛みをこらえて半分放心状態でいるのをかまわず島津は抱き上げた。

小さな小部屋。

ここは、まだ入ったことがない。

「ここは僕の休憩室でね、徹夜した際などに使ってるんだ。簡易ベッドで悪いが」

確かに小さなサイズのベッドだが、ベッドそのものはマットレスの状態から、かなり高級なものだった。

島津は沙耶をそこに横たえ、ローブを半分脱がし、じっくりと5か所のピアスを観察している。

「まったく雑なやり方だな。まだ、血も止まっていない・・」

島津は怒っているようだった。

「沙耶、これは特殊なフックピアスと言って輪の金具を合わせて留め金をはめるようになってる。外れないためにね。でも、このままでは、化膿する可能性もあるし、いったんピアスを全部外すよ。ご主人がいるからもう一度付け直さなければいけないが、その時は今より楽なようにつけてあげるから・・」

外してもらえるのは嬉しいが、また付け直す?

沙耶の不安をみとったのだろう。

「心配しないで 沙耶」

島津は少し考えこむように部屋を出ていった。

電話をしているらしい声が聞こえる。

戻ってきて島津は言った。

「今、沙耶のご主人に連絡を取った。路上で倒れている沙耶を保護した。今、病院だと」

夫は理解がはやい。沙耶の倒れた理由も状況も判断したんだろう。

「1週間の入院と言っておいたよ。僕も沙耶のご主人と同じぐらい地位も名声も権力も財力もある。敵に回す気はなかったようだね。」

さて・・

「どうせ消毒もせずにつけたのだろう?」

島津はてきぱきと、「これはスプレー式の麻酔だ。少しはマシになるから。」そういってそのスプレーを沙耶にかけ、「外すよ 少し痛むが・・」

ウゥウッゥ

沙耶はうめいた。

島津はてきぱきと5か所すべてを外し、消毒したうえで、例の軟膏を持ってきた。

触れるか触れないかの繊細さで薬を塗っていく。

それから、沙耶のローブを閉じた。

「眠ったほうが良い 昨夜は寝てないんだろう?」

島津が何をしているかは呆然と天井を見ている沙耶にはわからかった。

島津は点滴の用意をしていた。

慣れた手つきで、まるで看護士のように「少しちくっとするよ」

駆血帯を器用に使い、沙耶の腕に針を刺しテープで止める。

「これは痛み止めと、抗生物質、化膿止め、それと軽い睡眠剤ブドウ糖

「眠りなさい」

島津は沙耶の頬をそっと撫でて、部屋を暗くし出て行った。

夫婦

島津の予言通りとでもいうのだろうか・・?

夫の帰りは珍しく早かった。

沙耶の住んでいる家は洋館つくりで、夫と沙耶の部屋は別々だ。

真ん中にドアがあって出入りできるようになっている。

沙耶の化粧室・夫の書斎もあり贅沢な造りと言えるだろう。

夕食後、夫が言った。

「沙耶、今晩は部屋へ来るように」

「はい」

従順に返事をしながら、島津の言うとおりになったことにびっくりした。

沙耶は自室のバスルームで丹念に体を洗い、麝香の香水をふった。

メイドからナイトガウンが届けられている。

夫は行為前は沙耶を好みに用意させ、訪問させる。

沙耶は、久しぶりの夫の部屋への訪問に多少、緊張しながらドアをノックして入った。

「失礼いたします」

「沙耶か、美しいね そのガウンがよく似合う」

「ありがとうございます」

「こちらへ来なさい」

沙耶はベッドに座っていた夫の前に立った。

夫が立ち上がり、ガウンを滑らすように脱がせる。

島津の薬のおかげで沙耶は、白磁の肌で夫はまったく疑いを持っていない。

「楽しめそうだな」

夫は沙耶をベッドに横たえた。

すぐに行為が始まる・・

そこにはロマンティックな言葉も妻へのいたわりもなかった。

沙耶は夫が解放してくれるまで、足を広げているだけだ。

ようやく、一通り満足した様子の夫。

が、今日の夫は違っていた。

「沙耶にプレゼントがある」

微笑みながら見せられたのは5つのピアス。

宝石がキラキラと光ってとてもきれいだが、ピアスを5つも?

沙耶は夫の考えがわからなかった。

「今朝の沙耶を見て思いついたのでね。このピアスをつけなさい」

「はい」

よくわからないまま、返事をする沙耶。

夫はにんまりと笑って、「これは特別なピアスだ。どこにつけると思うかね?」

ピアスは耳だろう?

沙耶は夫の意図が読めなかった。

「これは沙耶の体につける。乳首・クリストス・ラビアにだ」

「え!?」沙耶は息を飲んだ。

信じられない 夫がそんなことを言うなんて

「さあ、ベッドに寝て、両足を思い切り広げなさい」

夫の命令。

沙耶は断れない・・そう、育てられてきたのだ・・

恐怖に目を見開いた沙耶を満足そうに、全部ダイヤモンド付きだ 沙耶にぴったりだ・・夫の言葉は耳に入ってこない・・

夫はニードルを手にして乳首に指しこむ

あぁぁーっ!

沙耶の叫びに構わず次の乳首・・

そして、つぎはラビア

「ラビアは二か所だ」

また、ニードルが沙耶の敏感な柔らかい部分に無情に突き刺さる

ひぃぃっ・痛い痛い痛いぃぃー!!

その声にかえって夫は興奮したようだった

いやいやいやぁぁぁーー

最後がクリストス

夫が丹念にかわをはいで、先端をつきださせる

(イヤ イヤ イヤ・・)

ひぎぃぃーーーぃっ!

痛みで失神する

女性の最も感じる部分に2ミリサイズで通されたピアス

気を失った沙耶を見ながら満足そうに「似合うぞ 沙耶」

それからひっぱたかれ、沙耶は意識を取り戻した。

「お楽しみはこれからだ」

沙耶はその状態で夫に挿入された

あぎゃあぁあぁぁーーーーーーーーーぁぁぁぁ・ぁ・ぁ・ぁ・・ぁ ぁ ぁ

続くピストン運動

ぁぁぁ・ぁ・ぁ・・ぁぁ・・ぁ・・ぅぁ・ぁ!!

引っ張られる乳首

痛い痛い痛いぃぃ・・

島津のところでも相当の拷問行為をうけていた

にも拘わらず、沙耶には今日の行為が一番、過酷だった

シーツにつく血

拷問を受け入れる沙耶・・

沙耶は遠のく意識から・・なぜ、私は自由がないの?・・

意識を失う最後に感じた思い・・