緊縛の罠 

どちらかといえば?女性向け 官能小説 

罠に落ち60歳近い年上の老人のオモチャ少女

2019-07-13から1日間の記事一覧

読んでくださった皆様へ

ありがとうございました。 最初はドSな、もっとハードプレイも考えていたんですが、なぜかアマアマに。 SMファンの方はがっかりされたことと思います。 スピンオフで、ドS編を書きましょうか?(笑) 完全に女性向けのお話になってしまいました。 (一応 …

ファンタジー

沙耶は、毎日を島津に世話されて過ごした。 毎日の消毒は痛かったが、島津のほうが痛そうな顔をするので我慢できた。 「先生、絵は?」 ああ・・ 島津が照れたように言った。 「実は出来上がってたんだ。沙耶の顔を見たくてね、言い出せなかった・・悪い・・…

愛情

沙耶が、目をあけたとき島津は沙耶の顔を一心に見つめていた。 「先生・・・?」 沙耶は一筋の涙を流した。 「どうした?沙耶、痛いのか?」 「いえ・・最後に先生の顔を見たかったから・・」 「最後に? 沙耶、何を言ってる?」 聞きながら答えはわかってい…

癒しのアトリエ

沙耶はアトリエにつくなり倒れこんだ これ以上、立っていられない 痛めつけられた体が悲鳴を上げている 「沙耶!!」 島津が沙耶を床に倒れる前に抱きとめた 「どうした!?」 抱き上げて、前のベッドに連れて行く。 服を脱がし、一目で様子を理解した。 「…

地獄踊り

沙耶の醜態は、大評判を呼んだようだ。 あちこちから招待状が届き、 夜だけでなく 朝から、昼から、夜から と予約満杯の状態になっていた。 沙耶に拒否権はない。 迎えに来られたボディーガードと称する男たちにつれていかれ 泣き叫び痴態をさらし、 SM拷…

訪問

夫は沙耶に昨日の下着をつけているかどうかチェックし「行くぞ」と一言。 おとなしくハイヤーに乗り込む沙耶。 ついて驚いた。 たくさんの車。今日は宴会だったのか・・ 夫に続き沙耶は広間に案内された。 既に先についた者から酒席が始まっている。 「今日…

生活の変化

ピアス事件以来、また会話のなかった沙耶夫婦だが、夕食後いきなり夫から声をかけられた。 「沙耶、明日は〇〇代議士の夕食に呼ばれているから、お前も一緒にくるように」 「かしこまりました」 政治家の妻として夫婦同伴の招待は珍しいことではない。 「そ…

帰宅

沙耶の1週間の留守は話題に上がらず、相変わらずの日々が続いている。 沙耶のアトリエ通いも続いていた。 が、島津は今までと態度を変え「赤の女」を本格的に描きだすと言い出した。 契約期間は2か月。 最初の一か月で沙耶にエロスを仕込み、残り一か月で、…

休暇の終わり

1週間の入院 建前はそうなっている。 その間、沙耶は島津のアトリエのベッドで過ごし、島津にこんな面があったのか・・という介護を受けていた。 が、何事も終わりは来る。 沙耶が、ピアスをつけられてここへ来てからちょうど4日後、島津が沙耶に向って少し…

島津の部屋

沙耶が目を覚ました時、島津がそばの椅子に座って沙耶を見ていた。 もう、点滴は外されている。 「まだ、痛む?」島津の優しい声。 「そんなには・・」沙耶は答えた。 「沙耶が眠っている間に、友人の医師に往診を頼んだ。化膿したりはしないそうだ。」 沙耶…

ピアス

沙耶は、倒れこむようにアトリエについた。 痛みで気が遠くなりそうだ。 まともに歩くのさえ、大変だったのだから。 島津はすぐ沙耶の様子に気づいた。 「沙耶?」 「とにかくソファに座りなさい」 珍しく、いつものからかうような口調ではない。 「何があっ…