緊縛の罠 

どちらかといえば?女性向け 官能小説 

罠に落ち60歳近い年上の老人のオモチャ少女

生活の変化

ピアス事件以来、また会話のなかった沙耶夫婦だが、夕食後いきなり夫から声をかけられた。

「沙耶、明日は〇〇代議士の夕食に呼ばれているから、お前も一緒にくるように」

「かしこまりました」

政治家の妻として夫婦同伴の招待は珍しいことではない。

「それから今日は部屋へ来なさい あれからピアスもみてないことだしね」

「は、はい・・」

沙耶はおびえた。

嫌悪感がはしる。あれ以来、夫とは二度と嫌だと思っていたのだ・・

が、沙耶に断る権利はない

いつものように沙耶は夫の部屋を訪問した。

夫はナイトキャップをたしなんでいたようだ。

「脱ぎなさい 沙耶」

言われて、従う(沙耶のなかに初めて反抗心が芽生えた どうして 私が?)

夫はじろじろと沙耶を見た。

「美しいな・・特にピアスが・・ベッドに横になって足を開け 良く見えるようにな」

沙耶は、うつむきながら従った。

夫が丹念に乳首 ラビア クリストスのピアスをチェックしている

「いいぞ 立て」

言われて今度は立ち上がる。

(私は・・? 沙耶のなかでうずく葛藤)

夫は数種類の下着を用意していた。

「順番に来てみろ」

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「黒がいいな 明日はその下着を着ていけ」

沙耶は一瞬、押し黙った。

夫が自分より上の大臣に・・「妻を差し出す」可能性は結婚時に言われていた。

これはそういう意味にしか取れない・・

(私は・・?)

呆然とした沙耶はそのまま、夫の欲望を黙って受け止め「下がれ」という言葉とともに自室へ戻った