緊縛の罠 

どちらかといえば?女性向け 官能小説 

罠に落ち60歳近い年上の老人のオモチャ少女

緒方の苦悩

茉莉が意識を取り戻すまえに・・

これは緒方の気遣いだった

常に常用している医師を訪ね、事の次第を話し

医師は冷静に 妊娠と 性病感染が無ければ、あとは精神科ですね・・と

検査後、念のため 万が一の妊娠にそなえピルいりますか?と

この時点でわからない・・24時間以内なら効力は大きいが体の負担の大きいピルを使える・・

緒方はYESと返事した

あのくだらない連中の子供を茉莉に産ませたくない

ましてや・・茉莉なら・・命なら・・愛するだろうから・・

今日一晩、寝かせて明日 むかえに来るように言われたが緒方は聞かなかった

夜中に・・

きゃあーーーーーーーーーーー!!

悲痛な悲鳴 フラッシュバック・・

緒方は茉莉を抱きしめた 自分が茉莉を守るからと・・

茉莉が緒方にしがみついてくるのも うれしかった

医師は、朝ににやにやしながら「昨夜はさわがしかったなあ・・精神科医はいらなさそうだ・・とすっとぼけていた」

緒方が茉莉を連れて出ようとしたやさき

「その子はかわいそうだなあ・・美貌が仇になるタイプだ・・大変だぞ・・」

ふざけた様子の医師の言葉。

緒方は忘れることができなかった・・