緊縛の罠 

どちらかといえば?女性向け 官能小説 

罠に落ち60歳近い年上の老人のオモチャ少女

2019-07-10から1日間の記事一覧

再び・・

沙耶にとって、昨日は忘れ得ぬ1日だった。 使用人からも心配されたほどである。 今日は・・ 沙耶は、考え込む・・ 選べる状態ではない・・契約したからには行かなくては・・ (というより・・続きに興味があるのではないの・・? これは誰の声?) 結局、沙…

吊り人形

島津は言葉通り、オーソドックスに沙耶を淡々としばっていった 麻縄・・現実で見るのは初めて・・・ それに恐れをなしている心中などものともせず 胸を突き出すように縛り、両手首を固定し、天井のフックにかける そして、いきなり足場を外した・・ あぅ! …

アトリエでの時間

島津は値踏みするように、沙耶を見た 思った通り抜群のプロポーション (縛りがいがあるな・・) (さて、どういう方向性でいこうか・・) 「これからパートナーだ 沙耶と呼ぶよ」 男は簡単に言った。 「まずは・・構成を決めなくてはね・・いくつか色々な方…

始まり・・

「うれしいな 貴女のような方を求めてたんですよ 素人の初々しさ・・美貌・・縄の似合う白い肌・・素晴らしいプロポーション・・」 男は少し浮かれているようだ・・ 実際、島津にとって沙耶は新しい作画欲をそそる素材だった (バージンを奪う男の気分だな …

契約

沙耶は思い切りの勇気をかき集めて、指定されたアトリエの扉の前にたっていた。 迷いはまだ、ある。 が、手はチャイムを押していた。 「どうぞ 沙耶さんですね?」 想像とは違い、気さくになかなか熟年ではあるがすらりと様子の良い男性が出てきた。 「ここ…

決心

緊縛モデルの応募広告を見てから数日がたった。 沙耶は、何故、自分が悶々としているのか・・自答する・・ そのうえで、惹かれたように電話をかけていた。 受付の助手だろうか。 沙耶の決心を拍子抜けさせるように 「〇月〇日 〇時にお越しください」と言わ…

出会い

沙耶の一日は優雅だ。 家の家事をしてくれている女性に、多少の指示を出した後、自室にこもるのが最近の習慣になっていた。 自室で・・つい手に取ってしまうのは例の「緊縛写真集」である。 どんな気持ちがするものかしら・・? そう考えた自分をはしたなく…

プロローグ

沙耶 28歳。 沙耶はお嬢様育ちから上流婦人として優雅に暮らしていた。 エリートの夫とは問題もなく、円満な夫婦と思っている。 実は、二人ともが同じような育ちで「夫婦とはこういうものだ」と慇懃無礼に接し疑問も感じず・・特に心が通っていないなど・・…